2023-01-17

ピアノでメジャーコードを練習しよう

こんにちは、上北真裕子です。

今回のレッスンでは『ピアノでメジャーコードを練習しよう』というテーマで進めていきたいと思います。

早く曲が弾けるようにと、コード一覧表とにらめっこしながら、コードごとに使われている音を暗記しようと頑張っている方もいらっしゃるかもしれません。

根本的なコードの仕組みを理解すると、コードを弾く時に覚えなくてはいけない部分を減らす事が出来るので、是非一緒に勉強していきましょう!

 

メジャーコードの仕組みを理解するために音の英語名をチェックしておこう

楽譜

単音の「ドレミファソラシド」が英語名で「CDEFGABC」になるという知識は、コードの仕組みを理解する際にとても大切なポイントとなります。

コードの構成音について

コードとは「和音」の事を指しています。

コードには複数の音が使われている訳ですが、基本の形として3つの音が使われているコードの構成音を見ていきましょう。

楽譜

例えば「C」のコード、構成音で言うと「ドミソ」が使われています。

 

コードネームの表記でも「C」のアルファベットが使われていますが、このアルファベットで表記されている音を一番下で弾きます。(今回の場合は、「ド」が一番下になります。)

このように、アルファベットで表記されている音の事を『ルート(Root)』と言います。日本語だと『根音』とも言われています。

「ド」の音がルートとなりますが、「ミ」は「ド」から数えると3番目の音となるので『3rd』と言われます。

そして、「ソ」はルートの「ド」から数えると5番目の音となるので『5th』と呼ばれます。

 

3つの音が使われているコードの場合、『ルート』『3rd』『5th』の音で構成されているという事ですね。

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ピアノでメジャーコードを弾いてみよう

コード「C」を弾いてみよう

楽譜

それでは実際に「C」のコードを弾いてみましょう!

 

メジャーコードの場合、アルファベットで表記されている音をルートとして弾いたのち、下から「3・2」という鍵盤上の間隔を空けて弾いていくだけで、正しくメジャーコードが弾けますよ。

下から「3」と言われた時に、3つ目の音を弾くのではなく、3つの鍵盤を空けて次の音を弾く、という点を間違えないように気を付けてくださいね。

 

メジャーコードは、ルートと3rdの音の間に鍵盤を3つ挟む、3rdと5thの音の間に鍵盤を2つ挟む、いわゆる「下から3・2」と覚えてしまいましょう。

コード「D」を弾いてみよう

次は、「D」のコードを弾いてみましょう!

 

コード「D」の構成音は「レファ♯ラ」になります。

下から「3・2」という距離感は、同じメジャーコードであれば、アルファベットが変わっても応用できるという事ですね。

メジャーコードがどんな響きをしているか、聞こえる音がどんな雰囲気に感じるかもしっかりと聴いてみてください。

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ピアノでメジャーコードを弾いてみよう【実践編】

ここからは実践編です!

いくつかメジャーコードを言っていくので、そのコードを鍵盤上で弾いてみましょう。

最初は音をゆっくり探しても大丈夫です。必要であれば、一時停止をしながらご自身のペースで進めてくださいね^^

 

実際に弾いた音はこちらになります。

楽譜

シャープやフラットがコードに付いている場合、ルートの音がシャープやフラットの付いた音になります。そこから「下から3・2」というように音を探していく手順は同じになります。

(弾いている音の高さが楽譜通りではなくても、コードとしては正解になりますよ。)

最後に

仕組みとしてシンプルに作られていて、理解したらすぐに応用出来るのがコードの良い所ですね。

ちなみに、「下から3・2」という説明自体は、音楽用語を使った説明にはなっていないため、他の方にメジャーコードは「3・2」と言っても伝わらないと思います。

この覚え方は、ご自身で理解する時、限定として留めておいてもらえると幸いです。

 

それでは、スムーズにメジャーコードを弾けるように繰り返し練習してみてくださいね!

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