今回は、初心者の方に向けて、ピアノでの「セブンスコード」と呼ばれるコードの弾き方を説明していきたいと思います。
セブンスコードに使われる音は全部で4つになります。
音数が増えることで、これまでよりも弾く事が難しく感じられるかもしれませんが、既成曲の中でも当たり前のように使われるコードなので、頑張って弾けるようにしていきましょう^^
目次
セブンスコードの仕組み(構成音)をチェックしよう
実際にコードを弾く前に、セブンスコードの仕組み(構成音)をチェックしていきましょう。
セブンスコードとは、構成音が全部で4つとなる「四和音」と呼ばれるものになります。
「C7」を例に、仕組みを見てみると、、、
- ド = ルート(Root)
日本語では「根音」と呼ばれます。コードのアルファベットで表記される音の事を指します。
「C7」の場合、「C=ド」なので、ルートの音は「ド」になります。
- ミ = 3rd
ルートから数えて3番目の音を「3rd」と呼びます。
「C7」の場合、ルートの「ド」から「ドレミ、、、」と数えると「ミ」は3番目の音にあたります。
- ソ = 5th
ルートから数えて5番目の音を「5th」と呼びます。
- シ♭ = 7th
ルートから数えて7番目の音を「7th」と呼びます。セブンスコードには7番目の音が含まれるため、コード表記に「7」という数字が出てきます。
セブンスコードは「ルート、3rd、5th、7th」の構成音から成り立っています。
セブンスコードの弾き方をマスターしよう
それでは、動画を参考にしながら、セブンスコード「C7」を弾いてみましょう!
「◯7」というコードを弾く場合、鍵盤上で音と音の間隔を「3・2・2」というように空けて弾くのがポイントですよ^^
ピアノで他のセブンスコードも弾く事ができるか試してみよう
それでは、鍵盤上での「3・2・2」というルールで、他のセブンスコードも弾く事ができるか試してみましょう。
「F7」を弾いてみましょう!
鍵盤上で音の間隔を「3・2・2」の幅で空けて弾くルールは、他にも応用可能ですね!
シャープ(♯)やフラット(♭)が付くセブンスコードの弾き方は?
今度は、弾く時に迷ってしまう方が多いと感じる、シャープやフラットが付くセブンスコードの弾き方について説明していきたいと思います。
「F♯7」と「E♭7」をそれぞれ見ていきましょう。
「F♯7」や「E♭7」のように、シャープやフラットが付いている場合、あまり複雑に考えずに、まずはシャープやフラットが付いた音をルート音として弾いてしまう事が間違いを防ぐコツになります。
最後に
コードとして、沢山の音を弾いていく事は少し大変かもしれませんが、ポップスを弾くためには欠かせないセブンスコードを動画を参考にして練習してみてくださいね。
セブンスコードをスムーズに押さえられるようになると、弾ける曲の幅も広がってきますよ^^