【歌の音程を良くする練習方法】音が取れない原因と直すコツを知ろう

音符とハート

「歌が上手くなりたい!」と思った時に、あなたは、どんな事を意識しながら練習するのがベストだと思うでしょうか?

歌というものは、メロディの「音程」「リズム」「歌詞」など、その他にも様々な要素がバランス良く噛み合いながら、ひとつの歌としての形を成しています。

 歌の練習をしている方の中には、こういった個々の要素も「ひたすら曲を通して歌っていれば、徐々に良くなるはず、、、」そんな風に思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 歌う時間が長くなるという事は、トレーニングとして決して悪い事ばかりではないのですが、ポイントを掴まないまま長時間練習するだけでは、なかなか歌の上達は見込めません。

歌に含まれるあらゆる要素をそれぞれに磨いていくと、誰が聞いても「上手い!」「感動する」というような歌が歌えるのではないかと思っています。

今回は、特に「音程」という部分にフォーカスして、音程が取れない原因と、歌や声に現れる症状別に、音程を直すための練習方法をお伝えしたいと思います。

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音程が取れない人の歌や声に見られる傾向は?

疑問を抱える女の子

音程が取れない人の歌に見られる傾向には、いったいどのようなものがあるのか見ていきましょう。その特徴を、大まかに2つに分けてみました。

パターン1「音を判断する」耳を育てる事が必要な場合

  • 歌っている本人に自覚がほとんどないものの、周りの人から「音がずれている」と度々指摘される事がある。
  • メロディーのある音から次の音に移動する際、その音が上がって移動しているのか、下がって移動しているのかが分からない。
  • 自分の歌を録音して聞くと、メロディの上下がほぼ無い一本調子のような印象を受けるなど、「こんなはずじゃないのに」と驚くほど、自分が歌っている時の感覚と、録音した時の歌との間に差を感じる。
  • 楽器で出された音に合わせて声を出そうと思っても、どう音を狙えばよいのか全く分からない。

パターン2声を出すためのコントロール力を鍛える事が必要な場合

  • 自分が出した声の音程が高過ぎたか低過ぎたかの判断は出来るものの、修正をする事が出来ない。
  • 音程が取れないという事以外にも、「喉が疲労しやすい」「高音が出にくい」など、他にも気になる症状がある。
  • 大きな声を出すと音程が取りやすい気がするが、小さな声だと音程のキープがしにくいと感じる。

 

【パターン1】に当てはまる方は、耳で音をしっかり聞くためのトレーニング、【パターン2】に当てはまる方は、声帯のコントロール力を上げるトレーニングに力を入れていくと、より自分に合った効果的な練習が出来ますよ。

早速、パターン別に、歌の音程を良くするおすすめの練習方法を見ていきましょう。

【パターン1】のための歌の音程を良くする練習方法

音符

【パターン1】の方に向けた、歌の音程を良くするための練習方法です。

ピアノなど鍵盤楽器の音を鳴らして、全く同じ音を歌う

例えば「ド」の音を鍵盤楽器で鳴らしてみて(スマホの鍵盤アプリでも可)、全く同じ音を歌ってみましょう。

歌う時に音を探らないように、真っ直ぐ歌う事が出来ているかという点もチェックしてみましょう。この練習は、やってみると意外と難しく感じるかもしれませんが、沢山の数をこなしましょう。

音階を使った発声練習

ひとつの音を真似てみるという発声に慣れてきたら、今度は簡単な音階を使った発声練習を取り入れるのも良いですね。

音の移動を何気なく取るのではなく、それぞれの音に意識を向けて歌っていく事が大切です。

発声練習用の音源などを利用すると始めやすいと思います。

メロディの高さを手の上下の動きで表現しながら歌う

ゆったりとした曲を使って、自分が歌っているメロディの高さを、手の上下の動きで表現してみましょう。自分が思っている音の動きと、正しいメロディの動きが一致しているかどうかを確認する事ができます。

 

いくつか練習方法を挙げてみましたが、自分の音程があっているのかどうかを判断するのが難しいというレベルの方は、練習は一人でやるよりも、客観的に判断する人がいた方が、格段に改善のスピードが上がると思います。

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【パターン2】のための歌の音程を良くする練習方法(症状別)

カラオケマイク

次に、【パターン2】に当てはまる、「自分が出した声の音程が高過ぎたか低過ぎたかの判断は出来るものの、声の出し方が上手くいかずに音程が不安定になってしまう」方向けの練習方法になります。

【パターン2】の場合は、「呼吸」「横隔膜」「声帯の使い方」のバランスが取れていない事が多く、やはりその状態だと声のコントロールをする事が難しいため、音程も不安定になりがちです。

音程が取れないという事以外にも、「喉が疲労しやすい」「高音が出にくい」など、他にも気になる要素が現れているのではないかと思います。

練習を進める前に、最初にチェックしておいた方が良いポイントとしては、練習している曲のキーが自分に合っているかをしっかりと確認しておきましょう。

音程を修正するための練習をする際は、ある程度歌う事に対して余裕が持てる状態で、音程の精度を上げていくといったイメージを持っておくと良いと思います。そういった意味でも、シンプルなメロディーラインの曲を選んでみるというのも一つの案かもしれませんね。

歌や声に出る症状別に、練習方法を紹介しているので、是非参考にしてください。

フレーズの最後の音が下がりやすい/ブレる

歌う時は、もともと息を吸う時間と吐く時間の長さに、かなりの差が生まれます。フレーズを歌い始めた直後、自分が思っているよりも息を吐きすぎてしまうケースも多いです。そういった方の場合、フレーズの最後の音が下がってしまったり、声がブレる事が多くなります。

(声を支える身体的機能の弱さが関係している場合もあります。)

曲の中でのブレスの位置を、歌う度に変えてしまっている方もいるので、息を吐くペースを掴むためにも、ブレスポイントはしっかり定めて練習しましょう。

下がるメロディーの時に音程が低くなってしまう

これは意識するだけで改善される事も多いポイントです。メロディーが上がる時には、意外と音の動きに意識が向く方は多いのですが、一方で、メロディーが下がる時に油断してしまいがちです。

気を付けても直らないという場合は、声帯のコントロールが上手くいっていない可能性があるので、ボイストレーニングなどで、その部分を強化していきましょう。

メロディーで同じ音が続いた時に音程をキープする事が出来ない

メロディーで同じ音が連続した時に、歌詞の言葉が変化するために音程も不安定になる方もいます。

そんな時の練習方法としては、その歌詞の母音だけを繋げて歌ってみましょう。

(例:「もしも あなたと きのう」という歌詞なら、母音の組み合わせは「おいお あああお いおう」という組み合わせ)

個人差はありますが、「ウ」「オ」行などが割と音程が下がりやすいケースが多いです。

「しゃくり」が入った時に、しゃくった先の音がしっかりと音にはまっていない

ポップスの歌には「しゃくり」というテクニックが使われています。音をしゃくった時に、しゃくった先に到達する音が定まってない場合、音程は不安定に聞こえます。

こういった場合の練習方法は、メロディーを全くしゃくりを入れずにストレートに歌う事が出来るかどうか試してみてください。

最後に:歌の音程を良くするためには録音しながら練習しよう

今回は、歌の音程を良くする練習方法として、

①「音を判断する」耳を育てる事が必要な場合

②声を出すためのコントロール力を鍛える事が必要な場合

この2つのパターンに分けて、練習方法をまとめてみました。

歌の中で、音程を正しく取るためには、自分が音程を取れていない原因をしっかりと知る事、そして原因に合わせた練習をする事が大事になります。

練習する時は、必ず自分の声や歌を録音して確認する習慣をつけましょう。客観的に声を判断するために必要となります。

練習は地道な積み重ねになりますが、あなたの歌を洗練させるために、音程の改善に取り組んでみてくださいね。

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